フィアラ展に行って来ました
父島奥村にあるホテルパットインのロビーと客室を使って、チェコスロバキアの画家フィアラの絵を、見に行って来ました✨
フィアラはロシアの画家ダヴィッド・ブルリュークとともに1920年小笠原に訪れました。健康上の理由で快適な気候の場所を求めて、暖かな小笠原を選んだそうです。
当時のアーティストたちの多くは、離島へ行き芸術的なインスピレーションを求めていたそうです。
タヒチへ滞在したゴーギャンは有名ですね。
大正時代の父島の風景を、フィアラの絵を通じて鑑賞しました。
「あ!ここは烏帽子岩だね。」
「島民は鮫をよく食べていたんだね」
絵を見て、当時の暮らしぶりがよく分かります。生き生きとした絵です。
この絵は本物では無いのですが、絵を画像に収めとても精巧に作られたレプリカです。
なので、写真撮影OKなのはありがたかったです。
皆さんにも紹介出来ますから…
フィアラは4ヶ月、父島の扇浦に家を借り、たくさんの絵を描きました。滞在中、父島の風景を絵葉書にして販売もしていたそうです。
フィアラは日本に滞在中、絵を描き続け富士山にも登ったそうですよ!
小笠原での体験について書かれた本を自国では出版されたそうです。読んでみたいな〜!
祖国に戻ってからはフィアラが再び来日することはなかったそうです。
フィアラ展でお土産に絵葉書3枚をいただきました。
どれにしようか悩みました!
短い期間の展示でしたが、父島でこのような絵の展示会があったことは、とても刺激になりました。一緒に鑑賞した友人は2度目で、もう一度子供を連れて鑑賞するとのこと✨
島の子供たちも芸術に触れる機会があって良かったなぁと思いました🌺