晴天のソライロタケツアー
今日は青空!午前の森の中はキラキラとした陽射しが美しく、爽やかな風が吹いています。
ソライロタケのウォッチング希望のお客様と東平へ!
今日も安定の美しさのソライロタケたち✨
ソライロタケ(空色茸)
イッポンシメジ科
大きさは約2〜3cm
ソライロタケは青い珍しいキノコ。
群生ではなく、単独で生えています。
傘や柄の部分の表面が傷つくと黄色に変色します。円錐形の形から、だんだん傘が開いてゆきます。絵の長さは5cmくらい。
毒があるかどうかは不明です。
ソライロタケは小笠原諸島のサンプルを基に1800年代に新種記載されたそうです。日本全国に分布しているけど、発生は稀で都道府県別のレッドデータブックでは希少種にされることも多いとの事。日本本土で見られることもあるけどとてもレアなんですね。
日本固有の種であるとも!
父島では6月に傘山に10個くらいあったと聞いていますが、11月は東平アカガシラカラスバトサンクチュアリでは11個❣️探せばもっとありそうです。
サンコタケもありましたよ〜‼️
サンコタケの周りはサンコタケの赤ちゃん幼菌がたくさん!ウォッチングする人は踏まないよう注意が必要です!
サンコタケ(三鈷茸)
アカカゴタケ科
竹ヤブや、雑木林で見られ、幼菌は白く小さな卵のような形です。赤色の三本の腕を伸ばします。
このキノコには傘がありません。
サンコタケにはグレバと呼ばれる胞子を含む粘液が強い臭いを放ち、臭いと分かりつつも、嗅いで見ます(笑)
もちろん食用ではありませんねぇ。毒があるかも不明です。
サンコタケの「サンコ(三鈷)」とは密教で使用する煩悩を払うとされる仏具の事で、この形が似ている事からサンコタケと名づけられたそうです。
明日も島民からソライロタケを見たいとリクエストがありましたので、東平へ行ってみます。
キノコが美しく見える時期は、本当にわずかなので、この機会に島民の方もどんどん見て欲しいと思います☺️